HARUSAKU(ハルサク)のブログでは、自分たちがつくっているソックスを使ったメンズコーディネートや、靴下の選び方、季節に合わせた足元の着こなし、靴下に関するお悩み解決情報をご紹介しています。
日本製ソックスを中心に、リブソックスやバックラインソックスなど、日常のコーデに取り入れやすいアイデアや、靴下選びに役立つ情報を発信しています。
奈良県が靴下産地といわれる理由|日本製ソックスが生まれる町
奈良県は、日本最大級の靴下産地です。江戸時代から続く繊維産業と、明治時代に導入された靴下編み機をきっかけに発展し、現在も多くの日本製ソックスが奈良県で生産されています。
なかでも広陵町や大和高田市を中心とした地域では、長く靴下づくりが行われてきました。
この記事では、奈良県が靴下産地といわれる理由や、靴下づくりの歴史、日本製ソックスの魅力について、奈良県の工場で10年以上一緒にものづくりを続けてきて感じたことも交えながらご紹介します。
奈良県は日本一の靴下産地
奈良県は、国内最大級の靴下産地として知られています。
奈良で生産された靴下が、全国の靴下生産の約6〜7割を占めるともいわれており、奈良県内には靴下づくりに関わる工場や専門業者が集まっています。
現在でも奈良県には、編立工場や染色工場など、靴下づくりを支える多くの会社があります。
私たちHARUSAKUも、奈良県の工場で一緒にものづくりを続ける中で、奈良には長年受け継がれてきた技術や職人の丁寧な仕事があることを日々実感しています。
奈良県で靴下づくりが盛んな理由
奈良県で靴下づくりが盛んになった背景には、古くから続く繊維産業の歴史があります。
江戸時代から綿栽培や機織りが行われ、明治時代には靴下編み機が導入されたことで、靴下づくりが地域産業として発展していきました。
靴下づくりには、糸の選定、染色、編み立て、縫製、仕上げ、検品など、いくつもの工程があります。
奈良県内には、それぞれの工程を担う専門の工場や職人が集まり、産地全体で技術を高めながら品質を守ってきました。
実際にものづくりに携わっていると、糸選びや編み方、仕上げの細かな相談ができる環境があることも、奈良県の靴下産地ならではの魅力だと感じています。
奈良県の靴下づくりの歴史
奈良県の靴下づくりは、農家の副業として始まったといわれています。
その後、靴下編み機の導入や素材の変化、生活様式の変化とともに、奈良県の靴下産業は大きく発展していきました。
一足の靴下をつくるには、ただ糸を編むだけではありません。 つま先やかかとの形、履いたときのフィット感、肌あたり、丈夫さなど、細かな調整が必要です。
こうした技術が長く受け継がれてきたことが、奈良県が靴下産地として知られる理由のひとつだと感じています。
日本製ソックスは少なくなっている
奈良県は日本一の靴下産地ですが、日本全体を見ると靴下産業は大きく変化しています。
日本靴下協会の統計資料によると、2025年の靴下市場では、輸入の割合が92.7%となっています。 つまり、現在日本で販売される靴下の約93%が海外製で、日本製は7%という状況です。
国内生産量は1990年ころをピークに減少していきます。ここ最近の5年程度でも、2019年の1億1,356万足から、2025年には8,690万足へと減少していて、 2019年から2025年を比較しても、国内生産量は約23%減少しています。
現在の日本の靴下市場をまとめると、このようになります。
※本記事で使用している国内生産量・輸入の割合などのデータは、 日本靴下協会の統計資料 を参考にしています。
日本製ソックスは、以前よりも希少な存在になりつつあります。
私たち自身も、10年以上奈良県でものづくりを続ける中で、事業を終えられた工場や、後継者不足に悩む会社を見てきました。統計だけでは分からない産地の変化を、現場で感じる機会も少なくありません。
一方で、工場へ伺うたびに感じるのは、一足の靴下が完成するまでに、多くの人の手と細かな工夫が積み重ねられているということです。
例えば、糸の種類や編み方を少し変えるだけでも履き心地は変わります。試作を繰り返しながら細かな調整を行い、一足ずつ仕上げていく職人の姿を、私たちは何度も見てきました。
こうした技術や職人の仕事があるからこそ、日本製ソックスならではの履き心地や品質が生まれているのだと感じています。だからこそ、奈良県でものづくりを続ける一事業者として、その魅力をこれからも伝えていきたいと考えています。
HARUSAKUも奈良県でつくられる靴下ブランド
HARUSAKUは、奈良県でつくられる日本製ソックスを展開する靴下ブランドです。
「靴下で毎日をちょっと楽しく。」をコンセプトに、日常に取り入れやすいデザインと、毎日履きたくなる履き心地を大切にしています。
リブソックスやバックラインソックスなど、シンプルながらも足元にさりげないアクセントを加えられる靴下を展開しています。
私たちも10年以上にわたり奈良県でものづくりを続ける中で、工場や職人の方々と何度も相談や試作を重ねながら、一足ずつ商品を形にしてきました。 奈良の技術や職人の仕事に支えられて今のHARUSAKUがあるからこそ、その魅力をこれからも発信していきたいと考えています。
奈良の靴下ブランドHARUSAKUについて、奈良県でどのような靴下づくりを行っているのか、 詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
奈良の靴下ブランドHARUSAKUとは?靴下づくりへのこだわりと人気ソックスをご紹介
奈良県の靴下はこんな方におすすめ
日本製ソックスを探している方
安心と品質を重視して靴下を選びたい方
奈良県産の商品を選びたい方
長く使える靴下を探している方
まとめ
奈良県は、長い歴史と地域に根づいた技術によって発展してきた、日本有数の靴下産地です。
一方で、日本の靴下市場では輸入品が多くを占め、国内生産量は年々減少しています。
そのような中でも、奈良県では今も日本製ソックスづくりが続けられています。
奈良県には、今も多くの職人や工場がものづくりを続けています。私たちHARUSAKUも、その一員として、奈良県でつくられる日本製ソックスの魅力を、これからも発信していきたいと思います。




